意外にも図星 ―アルマイトの栞 vol.215
おそらくデタラメかと思われる漢詩の五言絶句だか七言律詩だかみたいな文字がサイケデリックな極彩色のTV画面に映り、それを朗々と訓読するナレーションの声が松尾スズキさんだったと云う奇態な夢から目覚めてみれば深夜の2時38分で、ことほどさように自分のアタマが不可解な状態に陥っている原因は、「女王蜂」のアルバム『奇麗』を繰り返し聴いたからではないかと推察され、アタマの中にパンクスな紫色の煙が充満している気分の今は9月初旬の深夜2時47分なのだが、このまま『奇麗』をヘッドフォン爆音で聴いてみようかと迷うものの、だから不眠が一向に改善しないのだと疑われもする一週間だ。