Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

建築・舞台芸術・映像を中心に新しい創造環境を生み出すプラットフォームとして結成。プロジェクトに応じて、組織内外の柔軟なネットワークを構築し活動を展開。

唄う芸能の生命力 ―アルマイトの栞 vol.12

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どうも学生と呑みに行くと、最後はカラオケに連れて行かれ、挙げ句の果てに終電を逃し、朝まであの狭い部屋の中に拉致される結果になることが多い。カラオケと云うものは取り立てて好きではないのだけど、とは云え毛嫌いしているわけでもないので、まあ行ったら行ったでそれなりに付き合うわけである。
それにしても、代わる代わるに誰かが唄い、時には合唱しているあの状況は何なのだ。

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演劇と女子高生 ―アルマイトの栞 vol.11

見ず知らずの女子高生とカフェでお茶を飲んだ。べつに何か悪いことをしたとか、そう云うことではない。とは云え、ハタから見たら何だか奇妙な光景だったんだろうなあ。学校帰りの女子高生が、場違いなカフェで面識のないガラの悪い男とお茶飲んでるわけだから。

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乱歩と蔵書 ―アルマイトの栞 vol.10

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いつまで続くかと思いながら書き始めた『アルマイトの栞』も10回目である。誰か褒めてくれないものだろうか。
いや、そんな話をしようと思ったのではない。本である。人に本を二冊ほど貸すことになった。「貸すよ」と云ったまでは好いのだが、その本が部屋の中で見つからない。モノを探すのに苦労するほど広い家に住んでいるわけではない。本が多すぎるのだ。この本の量は、正直云って自分でもどうかと思う。まるで古書店である。

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映像の嘘と現実 ―アルマイトの栞 vol.9

べつに、どこかのTV番組の捏造騒ぎのことではない。 時折、映画を撮りたいなと思うのである。 学生の頃は年に一本くらいのペースで仲間とビデオで短編映画を撮っていた。 みんな呆れるくらいに時間があったけれど、金は無い。 それでその都度、試行錯誤の繰り返しで工夫をしていたが、それが愉しかった。 莫大な予算を湯水のように使えたら、あんなに愉しくはなかったんではないかと思う。

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「3.10|10万人のことば」公演協力

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1945年3月10日。
アメリカ軍は100万発におよぶ爆弾を東京の街に投下。
およそ10万人が死亡し、街は焼け野原と化した。

その後、東京の空から降るものは雨だけになった。
しかし、世界のあちこちで人々の頭上に爆弾は降り続けている。 東京大空襲は、日本人が世界に発信すべき何かを、世界の人々と共有すべき何かを、私たちに教えてくれる。62年の歳月が流れたその日に、東京大空襲の猛火を生き延びた浅草の土蔵で、現代舞踊家・鈴木一琥とアーティスト・カワチキララがライブパフォーマンスを行う。
2007年3月10日、空襲の一夜を追体験する45分。

日時:2007年3月10日(土)14時/19時
入場:2,500円(1ドリンク付)
定員:各回30名/要予約
会場・お問い合わせ:Gallery ef
photo:Daito Noken

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