映し出す光と映し出される風景(2/2) ―発見する場所07
場との対話01 雪原の古民家を使った映像制作イベントin 会津(後編)
前回に引き続き、今回の只見のイベントを通して、感じた場との対話について少し語ろうと思う。
東北の福島といえども実は雪に囲まれる地域はそう多くない。 この只見は、新潟との県境にあり数少ない豪雪地帯だ。 ここでは、雪は日常であり、生活の前提条件であり、通常仕方なく受け入れざおえない存在だ。 ただ、光が前面に浮かび上がり雪や古民家が後景となった幾つかの瞬間、今井さん自身も普段とは違う場所との対話があったように思う。