世界同時公開にはなる ―アルマイトの栞 vol.132
これならば、「世界同時公開」には違いない。とは云え、日本語が理解できないと意味の解らないことになるので、公開すれば好いと云うものでもない。いずれ、英語字幕でも付けてみようかと考えたが、それはそれで悩ましい。映像の冒頭に「半文居」とタイトルロゴが現れるが、それは英訳するとどうなるのだろうか。「The Half Sentence Room」。かえって、ますます意味不明である。
そして、ネット上で公開したので、いまだに手付かずのディスクジャケットデザインを、さらに先延ばしする自分にも悩む。ところで、映像や音楽、書籍がネット配信に置き換わっていくと、「作者サイン入り」って行為は、どうすればいいのですかね。いや、べつにサインをしたいわけではないのですが。なにはともあれ、映像作品『半村良の空想力』をお愉しみいただければと思います。もし、お気に召しましたら、世界中に教え回ってください。多謝。
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