終わらなくする ―アルマイトの栞 vol.98
来年の春頃に、半村良さんの没後10年を記念して何かを画策しなければならず、その布石として半村良オフィシャルサイトや公式ツイッターを始めたわけで、それらの日々の更新作業はどうにか続いているが、問題は来年の春に画策しなければいけない「何か」だ。舞台に関わる者としての「業」なのか、放っておくと自分のアタマはすぐに「舞台作品が作れないものか」と考え始める病的な思考回路である。ふと、『戦国自衛隊』を宝塚歌劇にしたらどのようなことになるだろうかと考えたが、「ふと」思っただけだ。タイムスリップに巻き込まれたシーンで20数名の自衛隊員が歌って踊る。誰がそんな舞台を観に行くのだ。