ルビッチの笑い ―アルマイトの栞 vol.26
TSUTAYAでエルンスト・ルビッチが監督した映画『生きるべきか死ぬべきか』(To Be or Not to Be)を借りてきた。10年以上も前に吉祥寺かどこかの映画館で観て以来である。それまでルビッチのことをよく知らずにいたのだけど、この作品を初めて観た時、ルビッチの笑いのセンスが気に入って、もう一度観たいと思っていたのだ。因みに『生きるべきか死ぬべきか』は1942年にアメリカで封切られた映画だが、ルビッチ本人はドイツ出身。マックス・ラインハルトの劇団などに関わった後に渡米し、アメリカでコメディ映画をいくつも監督として手掛けている。



