Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

建築・舞台芸術・映像を中心に新しい創造環境を生み出すプラットフォームとして結成。プロジェクトに応じて、組織内外の柔軟なネットワークを構築し活動を展開。

映し出す光と映し出される風景(2/2) ―発見する場所07

場との対話01 雪原の古民家を使った映像制作イベントin 会津(後編)

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前回に引き続き、今回の只見のイベントを通して、感じた場との対話について少し語ろうと思う。

東北の福島といえども実は雪に囲まれる地域はそう多くない。 この只見は、新潟との県境にあり数少ない豪雪地帯だ。 ここでは、雪は日常であり、生活の前提条件であり、通常仕方なく受け入れざおえない存在だ。 ただ、光が前面に浮かび上がり雪や古民家が後景となった幾つかの瞬間、今井さん自身も普段とは違う場所との対話があったように思う。

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映し出す光と映し出される風景(1/2) ―発見する場所06

場との対話01 雪原の古民家を使った映像制作イベントin 会津(前編)

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先月の3月23日-24日に、南会津郡只見町で、JIA福島の地域会「場との対話01 雪原の古民家を使った映像制作イベントin会津」において、テトラロジックスタジオがはりゅうウッドスタジオと共同してイベントのプロデュースと映像制作を行いました。
このイベントでの試みとイベントを通して感じたことを2回に分けて語ってみようと思います。
前編では、主にこのイベントでの狙いや試み、当日の様子について語ってみます。

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舞踏はオリエンタリズムなのか!? ―アルマイトの栞 vol.13

年に二回か三回だけれど、仏事に出ることがある。先週の金曜と土曜も仏事だった。趣味ではない。世間の諸々のしがらみの結果である。わけがあって、ほとんどが浄土真宗か天台宗だ、たぶん。「たぶん」と云うのは僕の育った家庭が「キリシタン」なもので、つまり僕は「異教徒」だから、こう云うことに酷く疎いわけである。だから僕の目にはこうした仏事が「異国情緒」として映ってしまう。日本人として大丈夫だろうか。

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唄う芸能の生命力 ―アルマイトの栞 vol.12

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どうも学生と呑みに行くと、最後はカラオケに連れて行かれ、挙げ句の果てに終電を逃し、朝まであの狭い部屋の中に拉致される結果になることが多い。カラオケと云うものは取り立てて好きではないのだけど、とは云え毛嫌いしているわけでもないので、まあ行ったら行ったでそれなりに付き合うわけである。
それにしても、代わる代わるに誰かが唄い、時には合唱しているあの状況は何なのだ。

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演劇と女子高生 ―アルマイトの栞 vol.11

見ず知らずの女子高生とカフェでお茶を飲んだ。べつに何か悪いことをしたとか、そう云うことではない。とは云え、ハタから見たら何だか奇妙な光景だったんだろうなあ。学校帰りの女子高生が、場違いなカフェで面識のないガラの悪い男とお茶飲んでるわけだから。

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