Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

建築・舞台芸術・映像を中心に新しい創造環境を生み出すプラットフォームとして結成。プロジェクトに応じて、組織内外の柔軟なネットワークを構築し活動を展開。

工作の出来なかった夏 ―アルマイトの栞 vol.53

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気がつけば9月ではないか。最後に『アルマイトの栞』を更新したのは8月1日だった。何をしていたんだ、この一ヶ月以上。「わけのわからない忙しさだった」。そうとしか答えようが無い。せっかく「夏休みの工作に」と思って発売初日の7月30日を待ちわびて買った『大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル (Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン)』はずっと「お預け」状態である。これが発売されるニュースを知った時から胸がドキワクしていたと云うのに。これで作った音を、どこかの劇場のフライングスピーカから大音量で鳴らして「サウンドチェック」なんてことは出来ないものだろうか。何かに使えると思うんだよ、これ。

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カメラと川口の日 ―アルマイトの栞 vol.52

川口駅

先々週の終わり頃から、なんだか毎日のように外に出かけては誰かに会っている。どうやら忙しいらしい自分だ。29日の火曜日は『川口百景』の打ち合わせで川口に出かけた。昼前にウチを出て、夜の11時過ぎまで川口に居たわけで、つまりこの日は「川口づくし」だった。それで、せっかくこの仕事で川口に行くのならと思い、デジカメを持って出かけた。何か川口らしいものとか、面白い光景がないものかと思ったわけだが、いきなり駅の看板にカメラを向けてしまった。たしかにこれは「川口にしかないもの」だ。しかも純粋な「川口」だ。「会津川口」でもなければ「岩手川口」でもないし、ましてや「越後川口」とか「伊勢川口」でもないのだ。潔いまでにキッパリと「川口」である。清々しいじゃないか。しかし、駅の看板も時代と共に随分と製品デザインが変わったな。これも明らかに「歴史」の移り変わりだ。

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STAGING No.16始動 ―アルマイトの栞 vol.51

4日の金曜日、雑誌『STAGING』の取材で「彩の国さいたま芸術劇場」へ出かけた。ちょっと久しぶりの「さい芸」である。一昨年の春に来日した「ドイツ座」の『エミーリア・ガロッティ』を観て以来、足を運んでいなかったようだ。いささか記憶が曖昧なのは、舞台を観に行くのではなく、何か他の用事で劇場を訪れることが多いからで、「さい芸」に限らず、正面エントランスを通過するよりも楽屋口を通過した回数の方がはるかに多い劇場は他にもある。だから、いざ舞台を観るために劇場へ出かけた時、「客はどこから入ればいいのだ」と真剣に迷ったこともしばしばで、いかがなものかと思う。

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『玉手箱』写真館 ―アルマイトの栞 vol.50

080407.jpg 舞台美術をさせて頂いた黒テントの『玉手箱』公演が終わってだいぶ日が経ってしまったが、舞台写真家の青木司さん撮影の写真が届いたので、ここで紹介しておこうと思う。180枚程の写真全てを紹介出来ないのは残念だけど。それで、いまさらなんだが『玉手箱』のスタッフ陣なども紹介すると、舞台監督は三津久さん、照明はシアタークリエイションの横原由祐さん、音響はステージオフィスの大久保友紀さん、衣装は黒テントの山下順子さん、そして宣伝美術は画家の寺門孝之さんにチラシの絵を描いて頂き、チラシのアートディレクションは名久井直子さんである。因みに、やはり寺門さんのファンは多いようで、このチラシがかなりの集客力を持ったのは確かだ。

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「川口百景」はデジタル可 ―アルマイトの栞 vol.49

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何気ない一瞬を、切り取ってポケットに入れて持って帰りたくなることがよくある。カメラを常に持ち歩くことが好いのだけれど、そんな光景に出遭う時に限って手ぶらだ。今日は素晴らしい光景に出くわすのではないかとカメラを持って出かけた時には、結果としてカメラはただのお荷物に終わってしまう。昨年の秋からTetra Logic Studioは写真公募展「川口百景」の企画に関わっているので、少しはカメラを持ち歩く習慣を再開しようと思っているのだが。

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