Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

建築・舞台芸術・映像を中心に新しい創造環境を生み出すプラットフォームとして結成。プロジェクトに応じて、組織内外の柔軟なネットワークを構築し活動を展開。

乱歩と蔵書 ―アルマイトの栞 vol.10

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いつまで続くかと思いながら書き始めた『アルマイトの栞』も10回目である。誰か褒めてくれないものだろうか。
いや、そんな話をしようと思ったのではない。本である。人に本を二冊ほど貸すことになった。「貸すよ」と云ったまでは好いのだが、その本が部屋の中で見つからない。モノを探すのに苦労するほど広い家に住んでいるわけではない。本が多すぎるのだ。この本の量は、正直云って自分でもどうかと思う。まるで古書店である。

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映像の嘘と現実 ―アルマイトの栞 vol.9

べつに、どこかのTV番組の捏造騒ぎのことではない。 時折、映画を撮りたいなと思うのである。 学生の頃は年に一本くらいのペースで仲間とビデオで短編映画を撮っていた。 みんな呆れるくらいに時間があったけれど、金は無い。 それでその都度、試行錯誤の繰り返しで工夫をしていたが、それが愉しかった。 莫大な予算を湯水のように使えたら、あんなに愉しくはなかったんではないかと思う。

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「3.10|10万人のことば」公演協力

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1945年3月10日。
アメリカ軍は100万発におよぶ爆弾を東京の街に投下。
およそ10万人が死亡し、街は焼け野原と化した。

その後、東京の空から降るものは雨だけになった。
しかし、世界のあちこちで人々の頭上に爆弾は降り続けている。 東京大空襲は、日本人が世界に発信すべき何かを、世界の人々と共有すべき何かを、私たちに教えてくれる。62年の歳月が流れたその日に、東京大空襲の猛火を生き延びた浅草の土蔵で、現代舞踊家・鈴木一琥とアーティスト・カワチキララがライブパフォーマンスを行う。
2007年3月10日、空襲の一夜を追体験する45分。

日時:2007年3月10日(土)14時/19時
入場:2,500円(1ドリンク付)
定員:各回30名/要予約
会場・お問い合わせ:Gallery ef
photo:Daito Noken

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人工知能と占い ―アルマイトの栞 vol.8

仕事に少し飽きると、Macを相手にチェスをしてみる。しかし、これが先ず勝てない。チェスのゲーム展開はどこの誰が計算したんだか10の120乗の組合せなんだそうで、Macがそのどこまでを先読みしているのかは知らないが、少なくとも僕よりは先を読んでいるんだろう。さすがはコンピュータである。 しかも、Macの奴は自分のコマを動かす時に「ビショップをbの4へ」とか喋るんである、英語で。で、S. キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』を思い出した。

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ARSEN・文化の扉(仙台市市民文化事業団発行)

月刊情報誌 ARSEN・文化の扉 2007年2月号(仙台市市民文化事業団発行)に、art reviewのイベント批評を寄稿しています。
(仙台市内の区役所などの公所、郵便局などで配布中)

「駅2006」vol.1仙台 待人の眼差し
駅で立ち止まる 坂口大洋

後日下記サイトより、バックナンバーをダウンロードできます。(現在は1月号まで掲載)
http://www.bunka.city.sendai.jp/backnumber/arsen.html

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