Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

建築・舞台芸術・映像を中心に新しい創造環境を生み出すプラットフォームとして結成。プロジェクトに応じて、組織内外の柔軟なネットワークを構築し活動を展開。

行為を創る。「ミチユキ→キサラギ02」 ―発見する場所12

080122.jpg 連日ミチユキ→キサラギの稽古が続いている。個人的な興味も加えて出来るだけ稽古の様子を見学するようにしている。今回のプロジェクトのコンセプトの一つに10-BOXでじっくり質の高い作品をつくりあげて、仙台市の街中のエルパーク仙台で公演するというのがあるのだが、戯曲の構成、演出の方向性、七ヶ浜国際芸術村、北上市文化交流センターさくらホールでの公演も視野に入れるということで、最高高さで4mを超える舞台美術をつくることとなった。 そのため、10-BOXでは建て込んで稽古できないため、徒歩2分の倉庫を借りて年明けから稽古をしている。

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STAGING No.15刊行 ―アルマイトの栞 vol.39

080110.jpg 気が付けばアッと云う間に新しい一年が始まっていた。今年もTetra Logic Studioを宜しくお願いします。このサイトでも紹介してきたけれど、年末に幾つかの仕事が実りを結んだ。その一つに雑誌「STAGING」No.15の刊行も加えておかないといけない。これは僕が今までフリーで受けてきた仕事の一つで、監修や巻頭連載の原稿を書いているのだけど、今号からはTetra Logic Studioとして協力をしている。まあ、雑誌として何か劇的な変化があったわけではないが、「関わり方が変わった」と云う舞台裏の事情である。

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祝!『数と建築』出版 ―アルマイトの栞 vol.37

071207.gif 装画を担当させて頂いた溝口明則さんの著書『数と建築―古代建築技術を支えた数の世界』が今月の5日に全国の書店に配本となった。晴れて出版だ。何だかとにかく嬉しい。表紙の絵も、各章の扉の絵も満足のいくものが描けた。表紙の絵は確定するまでに幾つもの絵を描いたが、最終的には自分が一番納得のいくものが描け、またその絵を溝口さんや鹿島出版会のKさんも気に入ってくれたので、とても好い結果に落ち着いたと思っている。出版社の社内でも評判は好い様子。僕自身の一番根源的なスタイルの絵を評価してもらったのは何より嬉しいことだ。

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芝居から公演にすることの難しさ。「ミチユキ→キサラギ01」 ―発見する場所11

071204.jpg 今来年の2月に向けて、ある公演にプロデューサという形で関わっている。 公演名は、「ミチユキ→キサラギ」。劇都仙台の第10回プロデュース公演である。 劇都のプロデュース公演は96年から行われているが、ここ数年は少し内容を変えて展開してきている。 仙台市で6年前から行っているプロジェクトに仙台劇のまち戯曲賞(審査委員 井上ひさし、平田オリザ、宮田慶子等)というのがある。そこでの大賞作品を翌年公演化するのがプロデュース公演となっている。

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コンカリーニョ(札幌)にみる仮想→具体化のダイナミズム ―発見する場所10

何事も考えることと行うことの間には大きな溝がある。けれどもその溝を軽々飛び越える人がいる。 先日お会いした札幌のNPO法人コンカリーニョの理事長の斉藤さんは、その飛び越える人である。

コンカリーニョは、札幌の西の琴似駅の前に位置する2つの小劇場の運営に関わり、コンテンポラリーダンスを中心に、意欲的な活動を行っている。 このコンカリーニョの核心は、自分達でお金を集めて、劇場を立ち上げようと言うところだ。詳細な経緯はweb等で見て頂ければ良いかと思うし、実際に足を運ばれるとなお実感するだろう。

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