Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

建築・舞台芸術・映像を中心に新しい創造環境を生み出すプラットフォームとして結成。プロジェクトに応じて、組織内外の柔軟なネットワークを構築し活動を展開。

『新装大回転玉手箱』写真館 ―アルマイトの栞 vol.63

木場公園に特設テント劇場を建てた『新装大回転玉手箱』は、いまだに全国を行脚している。みんなだいぶボロボロなのではないかと思うが、旅公演の様子は宮崎恵治さんのブログで御覧ください。最後の金沢公演までもう少し。それで、特設テント劇場での『新装大回転玉手箱』は今回も舞台写真家の青木司さんに撮影をして頂いた。神楽坂のTheatre IWATOで初演した昨年の『玉手箱』の改訂新作版とは云え、写真で見る限り全く別の舞台である。昨年の『玉手箱』公演の様子は『アルマイトの栞vol.50』に掲載です。

090725_01.jpg 舞台前に吊った紗幕越しの二人芝居から紗幕が消えて、いきなり大勢で唄って踊る。リズムの激しい派手な曲である。作曲をした元「モダンチョキチョキズ」の磯田収さんと二人で話していた時に、磯田さんはボソボソした小声の関西弁で云った。「今回のイメージはファンキーですねん」。その口調はちっともファンキーではないのだった。かつて「モダチョキ」のステージで、フロントに飛び出して来てギターを暴れ狂うように弾いてたのは本当にこの人だろうかと思ったが、曲を聴いて「やっぱりこの人だ」と頷いた。本番初日の前夜にこっそりとアレンジを変えて、無言で帰ってしまったあたり、たしかにファンキーな人である。劇団員は当然のことながら大慌てになった。

続きを読む>>
雑記 | comments (0) | trackbacks (0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

木場公園仮設テント劇場

090618.jpg 劇団黒テント『新装大回転玉手箱』の公演のための仮設テント劇場を、東京都江東区の木場公園多目的広場内に設計計画をしました。アルホールテントをベースに、劇団黒テントが移動テントで公演を行っていた当時に使用していた客席を組み合わせ、約150平米168席の劇場になります。
また、本公演の美術も担当をしています。

続きを読む>>
活動実績 | comments (0) | trackbacks (0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

『新装大回転玉手箱』 ―アルマイトの栞 vol.57

090410.jpg

昨年の6月に舞台美術を頼まれた劇団 黒テントの『玉手箱』が再演である。再演と云っても劇作家の坂口瑞穂さんが台本を書き直した『新装大回転玉手箱』だ。それで今回も舞台美術を担当するのだが、今回は旅公演で全国を回り、東京公演は特設テント劇場を木場公園に建てることになって、そのテント劇場プロデュースもTetra Logic Studioでやっている。大変である。

続きを読む>>
雑記 | comments (0) | trackbacks (0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

『3.10 10万人のことば』公演協力

3.10 10万人のことば 今年も浅草Gallery efで行われる公演『3.10 10万人のことば』に協力をしています。1945年3月10日の東京大空襲の一夜を追体験するダンスパフォーマンスです。

1945年3月10日未明。
東京を襲った空襲によって、下町地区は炎上、壊滅した。
10万人以上と言われる一晩の空襲での死者の多くは老人、女性、こども。
戦闘員とはおよそかけはなれた人々だった。
その後、東京の空から降るものは雨だけになった。
しかし、世界のあちこちで人々の頭上に爆弾は降り続いている。
東京大空襲は、日本人が世界に発信すべき何かを、
世界の人々と共有すべき何かを、私たちに教えてくれる。

インタビュー掲載|朝日新聞「東京川の手(31面)」2月10日付
活動実績 | comments (0) | trackbacks (0) | このエントリーを含むはてなブックマーク

『玉手箱』写真館 ―アルマイトの栞 vol.50

080407.jpg 舞台美術をさせて頂いた黒テントの『玉手箱』公演が終わってだいぶ日が経ってしまったが、舞台写真家の青木司さん撮影の写真が届いたので、ここで紹介しておこうと思う。180枚程の写真全てを紹介出来ないのは残念だけど。それで、いまさらなんだが『玉手箱』のスタッフ陣なども紹介すると、舞台監督は三津久さん、照明はシアタークリエイションの横原由祐さん、音響はステージオフィスの大久保友紀さん、衣装は黒テントの山下順子さん、そして宣伝美術は画家の寺門孝之さんにチラシの絵を描いて頂き、チラシのアートディレクションは名久井直子さんである。因みに、やはり寺門さんのファンは多いようで、このチラシがかなりの集客力を持ったのは確かだ。

続きを読む>>
活動実績 > 公演・イベント | comments (0) | trackbacks (0) | このエントリーを含むはてなブックマーク