祝!『数と建築』出版 ―アルマイトの栞 vol.37
装画を担当させて頂いた溝口明則さんの著書『数と建築―古代建築技術を支えた数の世界』が今月の5日に全国の書店に配本となった。晴れて出版だ。何だかとにかく嬉しい。表紙の絵も、各章の扉の絵も満足のいくものが描けた。表紙の絵は確定するまでに幾つもの絵を描いたが、最終的には自分が一番納得のいくものが描け、またその絵を溝口さんや鹿島出版会のKさんも気に入ってくれたので、とても好い結果に落ち着いたと思っている。出版社の社内でも評判は好い様子。僕自身の一番根源的なスタイルの絵を評価してもらったのは何より嬉しいことだ。