Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

建築・舞台芸術・映像を中心に新しい創造環境を生み出すプラットフォームとして結成。プロジェクトに応じて、組織内外の柔軟なネットワークを構築し活動を展開。

芝居から公演にすることの難しさ。「ミチユキ→キサラギ01」 ―発見する場所11

071204.jpg 今来年の2月に向けて、ある公演にプロデューサという形で関わっている。 公演名は、「ミチユキ→キサラギ」。劇都仙台の第10回プロデュース公演である。 劇都のプロデュース公演は96年から行われているが、ここ数年は少し内容を変えて展開してきている。 仙台市で6年前から行っているプロジェクトに仙台劇のまち戯曲賞(審査委員 井上ひさし、平田オリザ、宮田慶子等)というのがある。そこでの大賞作品を翌年公演化するのがプロデュース公演となっている。

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「Water Dimension 水の面~みずのおもて~」公演協力

地震に揺るがされる島人の、伝統と現在が交錯するダンス
島国・日本、そしてインドネシア。両者とも、身をゆだねる大地への畏怖の感情を祖先より受け継いできた。
人間の力では到底凌駕できない大地の摂理は、私たちの伝統芸能へさまざまな形で表現されている。
しかし現代舞踊に、祖先より伝わるはずだった自然への畏怖の念は存在しているだろうか。
過去と現在の両面の舞踊言語を持つ2人のダンサーによる、これは横たわる海と振動する大地へのオマージュである。

出演:アグン・グナワン & 鈴木一琥
チケット:前売 3,000円/当日 3,500円/学生 2,500円
日時:2007年12月3日(月)19:00開場 19:30開演
会場:門仲天井ホール

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コンカリーニョ(札幌)にみる仮想→具体化のダイナミズム ―発見する場所10

何事も考えることと行うことの間には大きな溝がある。けれどもその溝を軽々飛び越える人がいる。 先日お会いした札幌のNPO法人コンカリーニョの理事長の斉藤さんは、その飛び越える人である。

コンカリーニョは、札幌の西の琴似駅の前に位置する2つの小劇場の運営に関わり、コンテンポラリーダンスを中心に、意欲的な活動を行っている。 このコンカリーニョの核心は、自分達でお金を集めて、劇場を立ち上げようと言うところだ。詳細な経緯はweb等で見て頂ければ良いかと思うし、実際に足を運ばれるとなお実感するだろう。

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満一歳 ―アルマイトの栞 vol.36

10月17日にTetra Logic Studioは満一歳になった。会社を作って一年が経ってしまったのである。いやあ、よく潰れずにここまで来たなあ。正直なところ、「会社を作る」ってことがどんなことだか解らずに突き進んだ一年である。お陰でいろんな社会勉強も出来た。何か、世の中の仕組みみたいなものがよく解ったのである。この歳になって、今更ながらの「総合学習」である。もう今となっては笑い話だけど、いろんな難関があったのだ。

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気になること ―アルマイトの栞 vol.35

テレビのことが妙に気になる。「地デジ」とか云ってるアレだ。テレビを全く見ないわけではないが、かと云ってそんなにテレビっ子でもない。だから地デジはおろか、BSすら見られない環境である。当然、ケーブルテレビにも縁がない。もっぱら通常の地上波放送だけを見ている。しかし「地デジ」ってのはもうほとんど腹立たしいくらいの強制力だからなあ、いずれ近いうちに何か手を打たないといけない。手の打ち方にもいろいろあるようだけど、近所の蕎麦屋も床屋も客向けに液晶かなんかの薄型テレビを置いている時代だってのに、いつまでもブラウン管ではよろしくないのではないかと、妙な強迫観念を抱いてしまう。

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