先日の武蔵村山でのアウトリーチに引き続き、3月1日に「子どもたちと芸術家の出あう街2008」のワークショップが終了しました。
自分もかつては「子ども」だったにもかかわらず、子どもってやつは観察対象として興味深い。この興味はどこから出てくるんだろうか。ある程度は自分自身の郷愁が重なっているのかもしれないけど、客観的に見ても「子ども」と云う生き物にはこちらの好奇心をくすぐる何かがある。いま『子どもたちと芸術家の出あう街2008』と云うイベントに関わっていて、Tetra Logic Studioは「劇団 黒テント」とのコラボレーションで演劇ワークショップを担当している。それで今月の9日(土)に武蔵村山まで出向いて、10人の小学生を相手に演劇ワークショップをやった。講師は黒テントの俳優である宮崎恵治さん。
地震に揺るがされる島人の、伝統と現在が交錯するダンス
島国・日本、そしてインドネシア。両者とも、身をゆだねる大地への畏怖の感情を祖先より受け継いできた。
人間の力では到底凌駕できない大地の摂理は、私たちの伝統芸能へさまざまな形で表現されている。
しかし現代舞踊に、祖先より伝わるはずだった自然への畏怖の念は存在しているだろうか。
過去と現在の両面の舞踊言語を持つ2人のダンサーによる、これは横たわる海と振動する大地へのオマージュである。
出演:アグン・グナワン & 鈴木一琥
チケット:前売 3,000円/当日 3,500円/学生 2,500円
日時:2007年12月3日(月)19:00開場 19:30開演
会場:門仲天井ホール