Tetra Logic Studio|テトラロジックスタジオ

建築・舞台芸術・映像を中心に新しい創造環境を生み出すプラットフォームとして結成。プロジェクトに応じて、組織内外の柔軟なネットワークを構築し活動を展開。

演劇のコトバ ―アルマイトの栞 vol.14

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告知を兼ねて書くけれど、またまた黒テントを手伝っているのである、Tetra Logic Studioは。早稲田大学のキャンパス内にある演劇博物館で『劇団黒テント39年の足跡~終わりなき旅~』と云う企画展示をやる。正確には既に一次展示を3月から演博の3階廊下だけを使ってやっていて、6月1日からはこれに展示室を使った二次展示が加わり8月5日まで続くスケジュール。この二次展示の展示計画を頼まれたのである。なにか面白い展示内容にしたいと思っているのだが、まあお愉しみと云うことで、ここに詳しく書くのはやめよう。だから、もし足を運んでくれる人が居るのなら6月1日以降がお薦めである。

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舞踏はオリエンタリズムなのか!? ―アルマイトの栞 vol.13

年に二回か三回だけれど、仏事に出ることがある。先週の金曜と土曜も仏事だった。趣味ではない。世間の諸々のしがらみの結果である。わけがあって、ほとんどが浄土真宗か天台宗だ、たぶん。「たぶん」と云うのは僕の育った家庭が「キリシタン」なもので、つまり僕は「異教徒」だから、こう云うことに酷く疎いわけである。だから僕の目にはこうした仏事が「異国情緒」として映ってしまう。日本人として大丈夫だろうか。

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唄う芸能の生命力 ―アルマイトの栞 vol.12

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どうも学生と呑みに行くと、最後はカラオケに連れて行かれ、挙げ句の果てに終電を逃し、朝まであの狭い部屋の中に拉致される結果になることが多い。カラオケと云うものは取り立てて好きではないのだけど、とは云え毛嫌いしているわけでもないので、まあ行ったら行ったでそれなりに付き合うわけである。
それにしても、代わる代わるに誰かが唄い、時には合唱しているあの状況は何なのだ。

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演劇と女子高生 ―アルマイトの栞 vol.11

見ず知らずの女子高生とカフェでお茶を飲んだ。べつに何か悪いことをしたとか、そう云うことではない。とは云え、ハタから見たら何だか奇妙な光景だったんだろうなあ。学校帰りの女子高生が、場違いなカフェで面識のないガラの悪い男とお茶飲んでるわけだから。

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乱歩と蔵書 ―アルマイトの栞 vol.10

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いつまで続くかと思いながら書き始めた『アルマイトの栞』も10回目である。誰か褒めてくれないものだろうか。
いや、そんな話をしようと思ったのではない。本である。人に本を二冊ほど貸すことになった。「貸すよ」と云ったまでは好いのだが、その本が部屋の中で見つからない。モノを探すのに苦労するほど広い家に住んでいるわけではない。本が多すぎるのだ。この本の量は、正直云って自分でもどうかと思う。まるで古書店である。

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